2013/7/13〜14で出羽三山巡りに行ってきました。
が、お天気が曇りor雨という、撮影には残念な状況。
お天気が良いときにもう一度行きたいですね。
まずは湯殿山神社本宮。
『神域につき撮影禁止』なので、写したのはほんの一部です。
まずは神社の大鳥居、ご覧のとおりガスってます。
手前には二匹の龍とその視線の先にカエルの親子が。
ただ、どう見てもこの龍はカエルの親子を見てよだれを垂らしているようにしか見えません(笑)
明らかに普通の路線バスを転用したシャトルバスで5分ほど登ると、立派な牛がお出迎え。
その脇には珠を持った龍が水を吹く手水があります。
ここから階段を上り、ヘアピンカーブで今度は下り。
昨日からの雨で増水した川──といっても小川よりちょっと幅広なくらいの。これが梵字川でしょうか?──を渡ると靴と靴下を脱いで裸足になり、禊場でお祓いを受けてご神体を拝みに行きます。
靴置き場は屋根があるので濡れることはありません。
足湯で濡れた足を拭くタオルも用意してありますが、自分で持って行った方が良いと思います。
ん〜、水虫持ちの人が使ったとも限らないので(苦笑)
ご神体は『お湯がわき出す石』です。
確かに高さ2〜3mくらいのこんもりしたものから暖かい水がわき出しているのですが、印象では有名なトルコの白い石灰棚パムッカレの赤色&堆積版という感じ。
拝礼後は、脇にあるお湯の流れる斜面を登り、ご神体の裏側を通って再び拝礼。
祭られているのは……名前を忘れてしまって(苦笑)
ここからの展望は、晴れていたら素晴らしいと思えます。
同じ道を下って脇の社にお参りしたら、元来た道を戻って左側の足湯へ。
この足湯の深さは30〜40cm、水温は35度くらいでしょうか。
お風呂としてはぬるいけど、足湯としてはちょうど良いくらいなので。
湯殿の中にはベンチもあり、雨が降っていなかったらのんびりしたかったです。
で、靴を履き、大鳥居のところまでシャトルバスで下ります。
歩くと30分くらい、ほんと雨と霧でなかったらゆっくり歩いて下りたい感じでした。
翌日の14日、宿泊した鶴岡の街は曇りから徐々に晴れ、このまま晴れてくれるかと祈っていたのですが、月山を登るにつれてポツポツと雨が。
八合目に着いた時はもうガスってろくに周囲が見えない状態。
それでも一周30〜40分の周回コースを歩くことに。
尾瀬と同じような木道を歩くと月山御田原参籠所が見えてきます。
正面のお社に拝礼して、隣の鳥居をくぐります。
ここは牛でなく『なで兎』がおり、なで兎の手前を左に進むとチンクルマやニッコウキスゲが見られるらしいのですが、天気が悪いのでこちらはパス。
ゴロゴロした石の昇り坂──やや滑るので、気をつける必要あり──を進み、四つ角を右手に曲がります。
まっすぐ行くと月山頂上への登山道、一応道しるべはあるのですがちょっと読みづらいです。
ちなみに、左に進むと、最終的になで兎を左に進んだ道に合流します。まっ、周回路です。
モウセンゴケやトキ草、ヨツバシオガマなどが見られるらしいのですが、この頃には大粒の雨も振り出し、木道を滑らないよう足元を見るのが精一杯。
ところどころ写真を撮りながら、でもスタスタ歩いてほぼ時間通り。
続いては、羽黒山の出羽三山神社。
大鳥居と随神門をくぐって石段を降りると小さな社が見えてきます。
この前を通り過ぎると祓川に須賀の滝。
ここから上り坂。途中には「月山、羽黒山、湯殿山」と彫られた碑があり、この碑の脇から小さな段が続く祓川が見えます。
樹齢1,000年の爺杉を見て、更に進むと左手に国宝の五重塔が見えてきます。
国宝になっている木造の五重塔は全部で11あるそうで、東北地方ではここにしかありません。
三神合祭殿に行くにはここから表参道の石段を上っていくのですが、なにしろその段数2,446段。
さすがに時間がかかるので、バスで上がることに。
国の重要文化財である鐘楼前で、今どき誰も買わないよっという集合写真を撮り、境内をプラプラと見学。
出羽三山神社参集殿を始めとして、みごとな龍がたくさんいらして、ほんと天気が良ければなぁ……と。