東京は梅雨明け、真夏日の今日、富士山五合目辺りは曇りで15度──途中、奥庭でみやげものの温度計を買った男性がそう言ってました(笑)、強風注意報も出るという天気。
昨日まで七分袖のTシャツで行こうと思っていましたが、河口湖辺りの最低気温予想が22度というのを見て「上は結構寒いかも」と、半袖Tシャツに長袖シャツで出かけて正解でした。
私は暑がりなのでちょっと寒いくらいで快適でしたが、ツアー参加者の女性たちは長袖+長袖に途中、レインウェアやウインドブレーカーなどを着ている人も。
『100m高度を増すごとに気温は0.6度Cずつ下がり、これに風がふくと風速1mごとに体感温度が1度下がる』というのを実感しました。
さて、今日の行程はスバルライン三合目、樹海口駐車場から少し登ったところからの精進口登山道から五合目へ、更にお中道を通って御庭、奥庭、精進口のロータリーに戻るという、約11km、休憩+昼食含めて6時間のハイキング。
今回は、ツアー会社の新人さんも参加。帰りのバスの中で「みなさん、スタスタ行かれるのでついて行くのが大変でした」とおっしゃってましたが、確かに立ち止まって写真を撮るという雰囲気ではなく(苦笑)
新しく、ちょっと山向きのGPSをiPhoneに入れてみたのですが、操作を間違えて記録されておらず……orz
精進口登山道入り口
スバルライン脇のガードレールが切れたあたりから軽く登ると、「ここがぁ?」という感じで精進口登山道の入り口があります。
道幅は広く、森林の中を緩く登る、ハイキングとしてはとても良い感じなんですが、小粒の火山礫で歩くとズルズルと動くので、なんとなく歩きづらかったです。
しばらく登っていくと中央に低い石積みの円で囲まれた部分があるロータリーに出ます。
後から調べたら、このロータリー中心部は大正15年(1926年)に天然記念物に指定された富士山原生林の碑が建っているそうなのですが、そんな碑は見えなかったな。
ここは三差路に分かれていて、写真の左は……どこだったか、右は五合目まで登る精進口登山道、写っていませんがさらに右側には奥庭への道があります。
精進口登山道は一部、チップが敷かれた歩きやすいところもあるのですが、基本的には小粒の火山礫。シロハナノヘビイチゴも所々に咲いてましたが、基本的には森とコケ。景色もかなり四合目以上にならないと視界が開けないので、ひたすら登るといった感じ。