a moor:尾瀬 鳩待峠〜山の鼻〜竜宮十字路


「夏がくれば思い出す〜」でお馴染みの尾瀬です。
晴れていればさぞ見事な風景……なんでしょうが、残念なことに雨。
標高1400mの尾瀬ケ原に下る一番メジャーな入山口、標高1,591mの鳩待峠に着いた頃には本格的な雨状態。
せっかく行った尾瀬なのにあまり良いものが撮れなくて……(苦笑)

■ 目 次
1. けが人発生!!
 1)悪天候でヘリが飛べない!!
 2)担架を頼むと……
2. 鳩待峠から尾瀬に下る
3. 山の鼻
4. 木道を行く
5. ミズバショウの群生地
6. 竜宮小屋
7. 夕景と朝景
8. 尾瀬植物研究見本園

けが人発生!!

バス内でレインウェアに着替え、ヨセ沢──およそ30〜40分くらい──の間に事件発生!!

今回は写真撮影が目的のツアーで三脚を持った人も多かったのですが、その三脚をストックがわりにしていた女性が足を滑らせて転倒。
この地点から救助の連絡がとれる山の鼻ビジターセンターまでおよそ30分、しかも、延々と細い木道が続く下り坂。
一方、登りは悪天候に帰りを急ぐ人たちが列をなし……。

幸いなことに今回のツアコンさんは6リットルの水を担いで富士山八合目まで上がるというたくましい男性だったので彼女を背負い、彼女の荷物はツアー参加の男性たちが持ってビジターセンターに運び入れました。
後で分かったことですが、彼女は足首を骨折していたそうです。

悪天候でヘリが飛べない!!

ちなみに、このように動けなくなった人を病院に運ぶにはヘリコプターを呼ぶしかないそうで、県のヘリなら無料なのですが天候が悪かったら飛ばず、そうなったら有料のヘリを呼ぶしかないんだとか。
この料金、なんと30〜35万!!
結局、この日はどちらのヘリも飛ばず、彼女はそのままビジターセンターに一泊して、翌日病院に運び込まれました。

担架を頼むと……

ほかのツアー参加者で同じく体調を崩して動けなくなった女性も見かけましたが、この女性を鳩待峠まで担架で運び上げるのに6名ほど必要で、3〜5万くらい──一人当たりか全員でかは分かりませんが、おそらく一人当たりでしょう──かかるそうです。

車の入って来れない場所ではくれぐれも体調を崩したり、怪我をしないように。
ついでにいうと、尾瀬ケ原に降りるとほぼ携帯は使えないので、これから行かれる方はほんと、体調を整え、しっかりした登山靴を履き、持っていれば登山用のストックを使ってくださいね。
(登山靴でも滑るのにスニーカーやウォーキングシューズでは……見ているこちらが恐ろしい)

鳩待峠から尾瀬に下る

残雪
木道脇に残る残雪
viewpoint
至仏山を望む
さて、話を戻して。あっ、写真は、初日(雨&曇天)と二日目(小雨→曇天→やや晴れ)が混ざってます。

大小の石で作られた幅広の階段の次は丸太で土留めされた階段、そこも降りるといよいよ幅約50cmくらいで右側通行がお約束、上り用と下り用の二本の木道が登場。
これをさらに延々下る途中にはまだ残雪が残っていたり、至仏山のビューポイントがあったり。

雷も鳴りだした天気に、早めに帰る人たちで上りは激混み。一方、これから下るのは私たちのツアーを含め、ほどよい人数。
ちなみに、私たちは金・土の一泊二日。この土曜日の入山者数は1,000人!!
湿原は木道しか歩くことができないのにこの人数が入ったら、それこそ数珠つなぎで足元を確認するのが精一杯、写真を撮ることも難しいでしょうね。

山の鼻

山の鼻
山の鼻
ヨセ沢からさらにテンマ沢と林間を歩いて、鳩待峠から約1時間で到着するのが山の鼻。ここにはビジターセンターや避難小屋、山荘や国民宿舎などがあり、まさに尾瀬ケ原の玄関口です。

ところで、ここのトイレはザックの置ける棚も完備してあって、広くてきれいで、使用料100円です。
ご覧ください、この雨の降り具合と完全雨仕様の入山者たち。この人気のなさは次の写真でもっとはっきりします(笑)

木道を行く

尾瀬ケ原から至仏山を望む
尾瀬ケ原から至仏山を望む
どうです? オンシーズンだと云うのに見事なくらい人気がない光景。
まさに雨だから撮れた一枚(苦笑)
晴天の空の下、同じツアー会社だけで1,000名がここを一列に歩くと想像してみてください。途中途中に休める場所はありますが……まあ、進むしかないって感じですよね。

ミズバショウの群生地

下の大堀川あたりからがミズバショウの群生地だそうで、川沿いから一面に……といいたいところなんですが、季節的にはちょっと花の終わりあたり。
それでもこんな感じで咲いてまいす。
立ち木は白樺、背景の山は景勝山。
林の中も湿原なので、至る所にミズバショウが花開いています。

ところで、ふと足下を見ると……私にはどうしてもエイリアンの幼生にしか見えないものが……。
これ、オニゼンマイという植物。ゼンマイの一種で一応食べられるそうなのですが、かなり調理が大変らしく、なおかつあまりおいしくない……らしい(苦笑)

川上川橋を渡り、牛首分岐を竜宮十字路へと進む。このあたりは一番花の種類が多いといわれる場所。ただし、やはり季節と天気であまり写真は撮れなかったので、これらは木道沿いにあるもの中心で。

竜宮小屋

燧ヶ岳と竜宮小屋
燧ヶ岳と竜宮小屋
竜宮十字路は文字通り、木道の分岐点。ここをまっすぐ進むと燧ヶ岳(ひうちがだけ)を背景に、本日の宿「竜宮小屋」が見えてきます。

湿原の真ん中に位置するこの宿はカメラマンの定宿、なんてガイドブックに書かれていましたが、確かに20〜30分くらいで牛首分岐辺りまで歩けるので、夕景や朝の光景を撮るには良い場所です。
それに、なんといっても食事が良い!! 山菜を中心に5品くらいのおかずと白米や炊き込みご飯。これがとっても美味しい!!
靴を持って二階に上がる階段はちょっと急なので、スリッパで上がるにはちょっと気をつける必要があります。
でも、洗面台やトイレは広くてきれい。お風呂もあって「小屋」というより旅館っぽい感じ。

夕景と朝景

夕食を食べて夕景を撮影に出ると、雨は上がったものの厚い雲で夕晴れとはいかず(苦笑)
それでも何枚か撮っていると、またパラパラと雨が。この日はこれまでとし、宿に戻って9時前には寝てしまいました。
ちなみに宿は9時消灯(笑)
そして、3時起きして撮影した朝の光景。
昨日からの曇天+霧。さらにパラパラと雨。
そんな中、尾瀬にある池塘に映り込んだ景色をなんとかモノにしようとがんばってみました。

尾瀬植物研究見本園

天気が悪いので、予定より早めに出立し、昨日と同じ道を戻って山の鼻へ。
ここで1時間くらい自由時間となったので尾瀬植物研究見本園に。
ここのミズバショウ群生地は木道から良く見えるので、狭いことを気にしなければむしろ見やすいかも。
ここからは鳩待峠までの戻り道で見つけた植物たちです。

そうそう、11時過ぎ頃には一気に下ってくる人が増えて渋滞気味。一方、早めに上がる私たちは比較的のんびり。
一緒に歩いた人の歩数計では、宿から峠まで12,000〜13,000歩くらい
自分的にはかなりゆっくり上ったつもりでしたが、コース想定時間の90分で戻ることができました。
これは毎日、3〜4階分の階段と帰りの一駅を歩いてる効果かな(笑)

こうして、写真撮影ツアーとしてはちょっと残念でしたが、それなりに面白い二日間でした。


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