この情報は2016年5月時点のものです。
国立カポディモンティ美術館はファルネーゼ・コレクションを中心にナポリ絵画や教会の祭壇画、陶磁器コレクションなどを展示しています。
特に、カラヴァッジョ目当てで行く人も多いでしょう。
カラヴァッジョは時間限定です
カラヴァッジョとナポリ派の展示エリア(Second Floor 81番〜100番くらいまで)は12:00〜15:30しか観覧できないので、注意してください。
インフォメーションの係員からは「12時前に80番で集合して待っててね」と云われました。
さて、この美術館は市内から少し離れた場所にあるため、その行き方についてさまざまな情報がネットにありまして……
今回、美術館で購入した本のなかに、公式にルートが掲載されていたのでご紹介します。
行き方と帰り方
私が行ったルートは次のとおり。
1 | 地下鉄1号線 ナポリ-ガリバルディ駅から乗車 |
---|---|
2 | Museo駅で下車 |
3 | 地上に出て、考古学博物館正面入り口を背に、右手のバス停から『R4』に乗車(地上に出てすぐに見えるバス停ではありません) |
4 | Capodimonteで下車 |
5 | 坂を上がって、建物の裏正面左側から入館(チケット売り場は、裏正面右端です) |
6 | 同じく裏正面左側から退館して坂を下り、ロータリー先のバス停から『168』に乗車 | 7 | Dante広場で下車 |
さて、本によると美術館に来るためのバス番号と下車停留所は次のとおり。
バス番号 | 下車停留所名 |
---|---|
R4 | Via Capodimonte |
24 | Via Miano |
137 | Via Miano |
160 | Via Miano |
178 | Via Miano |
C66 | Via Miano |
どうもカポディモンティ美術館には入場できる門が2つあるらしく、ストリートビューをチェックしたらミアーノ通り側には赤い立派な門があり、その先にVia Mianoのバス停がありました。
私が入ったCapodimonteの門は人が入れるほどしか門扉が開いておらず、中から人が出てこなかったら閉まっているかと思えたほど(苦笑)
ミアーノ通りから入るのが正解のようです。
帰るときは、どこで下車したいかでバスを決めれば良いでしょう。
参考にした本
参考にした本はこちらの『naples_and_campi_flegrei』
国立カポディモンティ美術館、国立考古学博物館、国立サン・マルティーノ美術館ともに、その館のガイドブックはかなりしっかりした本しかなく、旅行中持って歩くには少々重め。
この本は15.5cm正方で、この3館への行き方や拝観料、館内図、主要展示品、それに近隣のなどについても一通り紹介されているので、1冊持っておくと便利だと思います。
問題は『日本語版がない』こと。
仕方ないのでカポディモンティで英語版を買いましたが、たぶん考古学博物館、サン・マルティーノ美術館でも売っていたはずです。
なお、アルテカードを使って1冊3ユーロでした。