この情報は2016年5月時点の情報です。
博物館や美術館に行くと、つい買ってしまうのが『公式ガイドブック』
ところが、本って重いんですよね。
1冊、2冊ならともかく、有名な博物館や美術館が山ほどあるイタリアに1ヶ月もいると、とてもじゃないが持ち歩くことなんて……無理!!
ということで、1都市ごとに日本の家族に送っているわけです。
最初はとにかく郵便局を探すことから始まって、
次になんといって頼むのか、値段は?、どのくらいで届くの?、というより、ちゃんと届くの? などなど。
でも、持っては歩けないので、とにかく送る訳です。
追記:5/9の朝一で出した荷物が、5/20に届いたとの連絡がありました。
なので、今回の荷物は2週間で届いたことになります。
実際に送るには
- Google翻訳でもなんでも良いです。
まずは要望をイタリア語にしてメモっておきます。
私はつぎのようにメモりました。私はこの荷物を日本に送りたい。
中身はおみあげで、ガイドブックが10冊。
価値は30ユーロくらいです。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
Mi piacerebbe trasmettere questo bagaglio in Giappone.
Contenuti di basette, libro guida è di 10 libri.
Il valore è di circa 30 euro. - 荷物にはA5くらいの送り状が貼られるので、その分の余裕をあけて、『宛先の、氏名、住所、(日本での)郵便番号』を『英語』ではっきり記載します。
係の人によっては『送る人の氏名と(イタリアの)住所を書け』と云う場合もありますが、これは裏でも構いませんし、宿泊先のホテルの住所でも大丈夫でした。
それから、途中でバラけないよう頑丈に作っておきます。 - 郵便局では、予約票発券機で『P』を選び、後は番号が来るのを待ちます。
- 窓口で、1.のメモ書きを見せると郵送に必要な用紙とこの伝票をくれます。どちらの書類も同じ内容なのですが、なぜか2種類くれます(苦笑)
ここで『ノーマルか?』と聞かれる場合がありますが、たぶん、速達か普通かということだと思います。
それによって料金が変わるので、急ぎでなければ普通でよいかも。
ただ、イタリアの郵便事情はなんとも…… - くれた用紙の書き方は次のとおり。
●黄色文字部分が差出人情報
住所はイタリアでの住所を書くらしいのですが、日本の住所でも大丈夫みたいです。但し、英語表記で書いてください。
ただ、係によっては「イタリアの住所で‼︎」って言われることもあるので、書く前に確認してください。
また、イタリアの住所を書くためにホテルのメモ紙を持って行った方がいいかも。●白文字部分が受取人情報
ここは宛先を記載します。同じく英語表記で書きます。
●中身は何か
その下の枠部分に、
・中身の種類:私の場合は『おみあげのガイドブック』
・個数:10冊
・中身の総価格:30ユーロ
(総価格に応じて保証金が高くなるらしいので、この辺は適当に)
・総金額:この例だと『30ユーロ』、複数行使った時は中身の合計価格になります。●一番下に自分の署名と送る日付
日付は 日/月/年 で書きます。
- あとは係員が重量を量り、料金を教えてくれます。
だいたい、3〜5Kgの航空小包で40〜55ユーロくらいです。
(今回は3.25kgで42ユーロ、支払いはキャッシュオンリーでした)
注意点
- 窓口の係員で英語対応できる人は少ない。
- 航空小包に不慣れな人がいる。
明らかに対応したことがなくて、どの用紙を使うの?ってところから他の人に聞いていた人もおりまして……
なので、イタリア語でのメモ書きを渡すほうが『お互い安心』ということになります。 - イタリア国内でガムテープ(ダクトテープ?)はまず見つかりません。
日本から用意して行くほうが良いでしょう。
私は持って行った分を使い切り、いろいろ聞いてみたのですがガムテープ(あるいは荷物用の透明なテープ)を売っているところが分からず、仕方なく洗濯紐を使いました。それでもちゃんと受けてくれました(苦笑)『Tiger』という、日本で云う『百均』ショップでそれらしき幅広テープを見つけましたが、柄入り。
店舗によっては置いていなかったり、透明テープを売っているところもありましたが、まあ、柄入りでも宛先などが読めれば使えるでしょう。 - 油性ペン(マッキー)は書店・雑貨店で売っているところもあります。
ただ、値段が高かったような……。
これも日本から太字の油性ペン(マッキー)を持って行ったほうが良いでしょう。