これは2016年1月27日の記録です。
茨城県にある『袋田の滝』は日本三大名瀑の一つです。
また、全面凍結して、アイスクライミングできる滝としても有名です。
残念ながら、今年はまだ全面凍結しておらず、凍結は6割くらい。
地元の方に聞いたら『いつもならこの時期は凍結しているんですが、今年は暖かいのと、先週末の悪天候で水量が増えたため、まだ全面凍結していない。去年は全面凍結しなかった』とのこと。
自然のなすことですから、このあと全面凍結するかは分かりませんね。
冬のせいか、平日の昼間はガラ空き。たぶん、50人くらいしかいなかったのでないかしら。
のんびり見学できたのはよいのですが、駅前には自販機しかないし、道中の食事できる店は半分くらいが閉まってました。
行き方
車の場合は地図をご確認ください。なお、近隣の駐車場は300円でした。
電車の場合は次のとおり。
- 常磐線(上野・東京)で水戸まで行きます。
快速だと上野─水戸は2,270円で約2時間。特急ひたち・ときわだと特急券1,000円増しで1時間10〜20分。
どちらにするかはお好みで。 - 水戸駅1/2番線から水郷線 各停 常陸大子行で袋田駅まで、970円で1時間10〜20分。
水郷線は2両から4両編成の電車で、ワンマン運転の場合があります。
できるだけ先頭車両に乗りましょう。
なぜなら、ワンマン運転の場合、降りる方法は先頭車両 運転手のすぐ後ろのドアから『開く』ボタンを押して降ります。
運転手が運賃回収や定期券の確認をするため、ほかのドアは開かないらしいです。※ 注意事項
水郷線ではPASMOが使えません。車掌さんが回ってくるので必ず精算してください。なお、精算にはPASMOが使えます。
Suicaは使えるらしいのですが、駅は自動改札ではないので、一応、車掌さんに確認してみてください。帰りの切符は窓口で購入します。
私は水戸までの切符を買い、地元駅で自動改札に切符を入れてPASMOでタッチ……で、みごとエラーになりました(苦笑)
切符とPASMOで駅員さんに精算してもらいました。 - 駅からはバスを利用します。
中乗りで整理券を取り、降りる時に料金210円を支払います。
降りるバス停は4つ目の『滝本』。3つ目に『袋田』停留所がありますが、ここではないのでご注意を。
バスが昼間1時間に1本しかないので、NAVITIMEや乗換案内で必ず時間を確認して行きましょう。
帰りのバス停は道の反対側にあります。
袋田の滝
バスを降りたら、目の前のT字路を右に進みます。後は看板が出ているのでそのまま進めば袋田の滝の入り口です。
券売所で『袋田観瀑施設利用券300円』を払って、袋田の滝トンネルへ。
スタンプもあるので、観光地のスタンプを集めている方は忘れずにスタンプ帳を持って行きましょう。
トンネルを進むとイルミネーションと胎内観音様。
さらに進むと本筋から右に曲がる場所がありますが、ここからは木が茂って滝は見えません。
なので無視してそのまま本筋を進みましょう。
このようなプレートとともに右に第一展望台があります。
突き当たりには第二・三展望台へのエレベータと四度の不動尊があります。
第一展望台と第三展望台の光景です。
トンネルまで戻って、第一展望台の右奥にある道を下るとつり橋です。
ここからは滝の下段と滝つぼ、川を一望することができます。
つり橋を渡って向こう岸に来ると『生瀬滝(なませだき)』の案内板と階段があります。
生瀬滝はハイキングコースの途中にあり、階段数は片道440段くらい(降りてきた男性が数えていて聞きました)
始めこそ、このようなしっかりした階段ですが、半分以上はこのように踏み段も狭く手すりのない場所もあり、結構急です。
(隣のハイキングコースを紹介している看板には『急な階段』の記載あり)
この時期は雪が凍ってすっごく滑りやすいので、山歩きに慣れた方で登山靴を履いてる方以外はお勧めしません。私はKEENのTarghee IIを履いていきましたが、下りはかなり怖かったです。
トイレ
トイレは、(1)袋田駅を出た左脇、(2)帰りのバス停脇の公園、(3)袋田の滝券売所手前のトイレ前、にあります。
袋田の滝トンネル内には見かけませんでした。
往復の道には土産物屋やホテルなどがあるので、緊急時には貸してもらえるかも。
喫煙情報
喫煙できる場所は、(1)袋田駅前、(2)帰りのバス停脇の公園、(3)袋田の滝券売所手前のトイレ前、(4)つり橋を渡りきったところ、の4ヶ所です。