この情報は2016年2月時点のものです。
タルシーン神殿は『巨石文化年代の神殿群』として1980年/1992年に『文化遺産』として世界遺産に登録された神殿です。
目 次
1. 行き方
2. 料金と見学時間
3. 遺跡
行き方
ヴァレッタからだと、 1:A6乗り場からルート番号81-Marsaxlokk行きのバス あるいは 2:A7乗り場からルート番号82-Birzebbugia行きのバス で、乗車時間は25分程度。
(乗り場は変わることがあるので、バス停に表示されているルート番号を確認してください)

いずれのバスも停留所は『Neolitici』で降りると、ほぼ一本道で神殿まで行けます。

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また、帰りは道を渡った反対側にバス停があるので、そこからヴァレッタまで同じバス番号で帰ってこられます。
料金と見学時間
●入場料:
18才〜59才まで€6.00、12〜17才と60才以上が€4.50、6才〜11才までが€3.00 Heritage Malta Multi Passが使えます。
●見学時間:
月曜から日曜、午前9時から午後5時まで(最終入場は午後4:30)
遺跡
地元の農家によって1913年に発見され、博物館職員らによって1915年と1919年の間に発掘されました。
遺跡内に見られる彫像やレリーフのオリジナルは国立考古学博物館にあり、ここにはレプリカが設置されています。
チケット売り場から入ると、通路は左右に分かれます。
通路はすべてスロープで構成されていて、完全バリアフリーです。
左は外周、右は遺跡内に通じています。
また、主要ポイントにはマルタ語と英語による解説があります。
混み具合にも寄りますが、解説を読みながらゆっくり回って30〜40分くらいでしょうか。
私が行った時は、自分を含めて10名弱でした。
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右に進んで入るのが第3神殿。
ここにはマルタで信仰されていた豊饒の女神像が設置されています。
但し、この女神像、首から上は発見されておらず、ほかで発掘された女神像は首から上が据え替えできるようになっていたとのこと。
ちょうどお雛さまの頭みたいに別で作ってはめ込んだのでしょうか?
レリーフや装飾があるのはここくらいで、ほかの神殿のレリーフや装飾はわずかです。
道なりに進むと第2神殿。
下の画像のように、上から見ると半円が重なり合う形で構成されています。
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さらに進むと、一番古い第1神殿。
装飾はほとんどなく、巨石で仕切られた部屋の一部に穴が開いています。
どうやらここから巫女が神託を告げた、とか。
うーん、あちこち世界の遺跡を見てきましたが、云われるほど『巨石』ではないなぁ……という感じです。
国立考古学博物館には全景模型が展示されているので、遺跡を見る前に見ておくとよいかもしれません。