この情報は2016年5月時点のものです。
目 次
1. サロナ遺跡とは
2. 行き方
1) バス停までの道筋
2) 下車するバス停は
3) バス停から遺跡までの道筋
4) どう帰る?
2. 遺跡の見どころ
サロナ遺跡とは
サロナ遺跡はスプリットの隣の市『Solin(ソリン)』にあるローマ遺跡です。
リーフレットによれば、
ということで、考古学博物館にもギリシャ・ローマの出土品が展示されています。
ただ、正直、土台程度しか残っていないので、わざわざ見に行くほどではないかと……
入場料10クーナ、日本語の地図入りリーフレット3クーナ。
チケット売り場にリーフレットがあるので行くのなら必ず買いましょう。
そうでないと、手前のマナスティリネ(Manastirine)はともかく、点在するほかの遺跡にたどり着くのはかなり難しいです。
私は地図があっても、フォーラムへの分岐点が最後まで分からなかった(苦笑)
地図には、きちんと『道』として表示されている道(砂利道)と『点線』で表示されている道がありまして。
その『点線で表示されている道』は整備されておらず、雑草の合間を人が踏みしめてできた道。
さらに書かれてないけどなんとなく道らしきものもあって、辿って行くと門が閉まってたり、人様の畑だったり、庭先に出たりと、なかなか進むのに勇気がいりまして。
日陰やベンチは施設に入ってすぐの神殿や浴場跡のところにしかありません。
帽子や水は必ず持参してください。
また、草むらを歩きますので、長ズボンのほうが良いかも。
行き方
バス停までの道筋
- スプリトの港に沿った、一番賑やかな海岸通りの先端から、レブプリカ広場を左に見ながら北上します。
- 修道院に突き当たったら、右に曲がると『PRIMA』というファッションビルが見えます。
バス停とバスチケット売り場はこのビルの前です。
乗車するバスは『1』番、チケットは『ZONA(ゾーン)2』、往復だと22クーナです。
(往復だと若干割引になります)
なお、『1』番で帰ってくると『PRIMA』の右側面が終点です。
『1』番のバスは月〜土各時0分発と30分発の30分間隔、日曜は各時30分発で1時間に1本で巡回しています。(時間はおおよその目安です)
下車するバス停は
さて、下車するのはソリン市に入ってから3つ目のバス停なのですが、残念ながらバス停の名前が書けません。
なぜかというと『バス停はこの看板だけ』だからです(苦笑)
ということで、文章でこのバス停の位置を説明すると……
(乗降客がいないとそのまま通り過ぎてしまうので、周りの景色をよく見ていてくださいね)
- スプリットから出発してしばらく走ると、細い入り江を渡る陸橋を下ります。
この陸橋の上には各地の案内板の右端に『Solin ⇒』表示があります。 - ここを右折するとソリン市に入って初めてのバス停(1つ目)があります。
- そのまま乗っていると道が二股に分かれています。
この分かれ道に『(日本語で云うと)ローマ遺跡はこちら(左の道) 1000m』の標識があります。
この標識の手前が2つ目のバス停です。 - そのまま乗っていると、左の道を上って行くので、適当な場所で『STOP』ボタンを押します。そうすると、上記の写真のバス停に停まります。
バス停から遺跡までの道筋
- バス停を降りたら道を反対側(谷側)に渡りましょう。
- そのままバスの進行方向に歩いて行くと、左の立ち木の間に遺跡が見えてきます。
- さらに歩いて行くと大きな通りの交差点手前に、左に曲がって下る道があります。この道を進みます。
- 突き当たりのカフェバー手前を右に曲がり、後は道なりに進めばOK!!
どう帰る?
『1』番でスプリトに戻る場合には、降りたバス停の少し後ろに帰りのバス停ボックスがあります。
ただ、私は上に書いた『左に曲がって下る道』辺りで、女の子たちがやってきた『1』番のバスに手を振って停めていたので、そのまま乗ってしまいました。
バス停表示はなかったと思うのですが……このあたりは結果オーライで(苦笑)
遺跡の見どころ
道から見えたマナスティリネ(Manastirine)までは無料開放されています。
この神殿跡の奥にチケット売り場とトイレ、ベンチなどの休憩できる場所があります。
そして、入場して少し下ると緩やかな丘から川に向かって浴場跡が広がっています。
この浴場跡に入って左下に五連の橋、右奥に城門、下ってきた道をそのまま道なりにずっと進むと円形劇場です。
地図上では、城門からフォーラムと小さい円形劇場に行ける道が書いてあるのですが、どうしても見つからず。
坂道を上って帰ろうとしたらちょうどチケット売り場の係員が出てきたので確認してみました。
「ねえ、本当にフォーラムに行く道はあるの?」
「道? あるよ」
でも、1時間近く道を探したのですが、日差しはものすごく、水は飲み干し、再挑戦する意欲はとうに失せ……(苦笑)