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Britain:イギリスから日本に航空小包を送る方法

この情報は2016年6月時点のものです。

なるべくガイドブックは買わないようにしていたのですが、スーツケースがずっしりと重くなってきたので日本に送ることに(苦笑)

イギリスには、2kg以下の郵便物を扱うRoyal Mailとそれ以上の小包を扱うParcel Forceがあり、それぞれ別会社らしいのですが、私が利用した郵便局には両方の窓口がありました。
もしかしたら、小さな郵便局だと切手販売や郵便物だけの取り扱いで、Parcel Forceは扱っていないかもしれません。
また、土曜日開いている局と閉まっている局がありました。
営業曜日にご注意ください。

目  次
1. 郵便局でPostPakを購入する
2. 宛先と差出人
 1) 宛先
 2) 差出人
 3) 依頼書の書き方
 4) どの郵送方法にするか

郵便局でPostPakを購入する

別にRoyal Mailが販売しているPostPak(専用パッケージ)でなくても送れるのですが、段ボールや大判のビニール袋を探したりする手間を考えるならと、購入してみました。

販売しているものはPostPak(段ボール、さまざまなサイズあり)のほかにもクッション入り封筒や幅広テープ、括り紐、タックシールなどもあり、品数としてはかなり充実していました。
とりあえず、荷物用の材料は郵便局で買いそろえることができます。

段ボール各種
段ボール各種

クッション入り封筒など
クッション入り封筒など

今回購入したのは一番大きなPostPak(45cm x 35cm x 15cm)で、価格は5.99ユーロ。
クレジットで支払いOKです。

カウンターの係員から不思議そうに「なにを入れるの? 重さはどのくらい?」と質問されたので、「おみやげやガイドブック、着なくなった冬物の服とか。たぶん5〜6kg」と答えたら納得したみたい。
きっと(よく分からなくて一番大きなのを選んだのかも……)と心配してくれたのかもしれません。

宛先と差出人

PostPakでは『表に宛先、裏に差出人』を記載します。
これはPostPakだからということではなく、出しに来ていた人たちを見ても同じようにしていたので、たぶんイギリスではこのように記載するのが普通らしいです。
(PostPakでも、ものによっては表に両方書く欄があったりするので、あくまで『小包』の場合だけかも)

宛先

宛先はフタ部分の『 to >>> 』部分に記載します。
記載方法は『英語』で、宛先の氏名、(国名を含む)住所、(日本での)郵便番号、です。
例えばこんな感じ。

to >>> Taro Suzuki
1-2-3, Chiyoda
Chiyoda-ku,
Tokyo, Japan

postcord >>> 123-4567


宛先はここに書く
宛先はここに書く

差出人

差出人は裏の『 sender >>> 』欄に記載します。
係員に確認したところ「イギリスから送るんでしょ? だったらここに書く住所は英国の住所ね」とのこと。
ホテルやホームスティ先などの住所を書きます。

郵便局での手続きと料金

やはりイギリスと云えども日本の段ボールからするとPostPakの材質は薄いので、透明テープでグルグル巻きにして郵便局へ。

さて、今回利用した郵便局では係員が対応する窓口以外に、セルフサービスのコーナーもありました。
セルフサービスとは、専用機械に荷物を置き、重量と郵送方法(保証あり/なしとか、普通/速達とか)を選択して、クレジットで料金を支払うというもの。
ちゃんと係員がついて操作とか教えてくれるのですが、今回は重量が重くかつ大きかったので窓口に行くよう指示され、使い方がよく分かりません。

依頼書の書き方

荷物を持って行くと、以下の用紙に記載するように云われます。

宛先と差出人の記載は上記と同じ、注意する点はCN23 Customs Declaration欄です。
この欄は中身と保障金額を申告する欄で、支払い額は郵送料+この補償金額となります。

私の場合、おみやげとガイドブック10冊で30ポンド、冬物のジャケット1枚で33ポンドで補償金額は83ポンド、重量は6.194kg。
これでも安めに設定したんですが支払い金額は113.60ポンド!! になってしまいました(苦笑)

航空小包の依頼書の書き方
航空小包の依頼書の書き方

どの郵送方法にするか

PARCEL FORCEには、配達日数、重さ、保障金額、追跡サービスによっていくつかの種類がありますが、何も指定しないと次の3つのいずれかになるようです。
以下のPARCEL FORCE WORLDWIDEで[BUY]をクリックし、重さや大きさを指定すると料金を表示するので、だいたいの概算ができます。
なお、自宅への引き取り依頼に対し、自分が局への持ち込むと若干料金が安くなるようです。

  • globalpriority
    配達は翌3営業日から、補償金額100ポンドまでで、料金は25.40ポンド+VAT
    VATは『付加価値税』で日本で云えば消費税、計算上では5.2ポンドになります。
    なお、配達日数は4〜9営業日、今回18日に依頼して係員から「配達は25日ね」と云われました。
  • irelandexpress
    配達は翌営業日、補償金額は200ポンドまでで、料金は13.74ポンド+VAT
  • globalexpress
    配達は翌営業日から、補償金額200ポンドまでで、料金は35.85 +VAT

この他に、追跡サービスのないglobalvalueやglobaleconomyもありますが、PARCEL FORCEについてはあんまり評判が良くないらしく、『数個に分けても、2kgまでを扱うRoyal Mailで!!』と書いているブログをいくつか発見したので、止めておいたほうがよいかも。

詳細は PARCEL FORCE WORLDWIDE でご確認ください。

ちゃんと届くかちょっと心配……

追記:受取人が箱を解体してしまったので詳細な日付は分かりませんが、1週間程度できちんと届いたとのことでした。

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