これは2015/03/09の情報です。
ナショナルジオグラフィックで有名になった、長野県の地獄谷野猿公苑です。
平日だったので人は少なく、1時間ほどいた時点で30〜40名くらい、半分は外国人ツアー客でした。
目 次
1. 行き方
1-1. SNOW MONKEY PASS
1-2. バス停から野猿公苑まで
2. 地獄谷野猿公苑
3. 猿、また猿
行き方
SNOW MONKEY PASS
長野電鉄では2014/12/06から、電車やバスと野猿公苑の入場料500円がセットになった『SNOW MONKEY PASS(1日券 2,900円)』を発売しているので、これを使って行ってきました。
電車やバスの時刻表に乗り場案内も英語/日本語両方あって分かりやすい。
ただ、当日券で長野駅の窓口と権堂駅・須坂駅・小布施駅でしか販売していないのでちょっと使いづらいですね。
また、個人で行く場合、交通機関をどれにするか悩みますが、窓口の方に確認したら「急行バス志賀高原線(片道1,400円)を使ったほうが断然便利」との回答。
確かに長野駅東口4番乗り場から最寄りのバス停上林温泉口までわずか40分、本数も行きは1時間に1本、帰りでも1〜2時間に1本あります
ところが、スノーモンキー号は終点の湯田中駅からバスに乗り換えて最寄りのバス停まで待ち時間なしで片道50分。
行きのつながりはまあまあ良いのに、帰りは駅で40分から1時間待ち。
『SNOW MONKEY PASS(1日券 2,900円)』の販売方法や個人客の交通の便をもう少し考えてくれればなぁ……と思いました。
バス停から野猿公苑まで
ここから野猿公苑までの約2km、普通に歩いて30分くらい。
もしトイレが心配なら美術館のを借りるか、途中のカフェで……ということになります(笑)
帰りのバス停はカーブミラーの奥に見える小屋です。
いわゆる『バス停』のスタンドはありません。
小屋から道が見えますので『バスが来たら外で待つ』というスタイル。わりと時間通りです。
ややきつめの坂道には旅館やカフェ、自販機などもあります。
途中には池や神社もあって風景を楽しめますが、残雪や凍結した箇所もあるので足下にはご注意を。
この入り口脇にはスノーブーツやレインウエア、スパイクなどをレンタルしている店があります。価格はよく見なかったのですが、話している人が「500円」みたいなことを言ってました。
また、階段部分は横幅30cmくらい。道がカーブしているので上から降りてくる人が見えません。そのため、途中ですれ違いになるときは、お互い片足を横の水路部分に避けて……という感じ。
目の前で、両手をポケットに突っ込んだスニーカーの男性がコケる姿や、明らかに場違いな7cmくらいのピンヒールで来てた女性はきちんと歩けなかったりを見ると、底の平たいスニーカーとかヒールで来ちゃった人は先ほどの店で借りたほうが絶対に安全です。
あと、私は泥を跳ねる歩き方をするのでズボンの裾は泥だらけ(苦笑)
自覚のある方や裾の広がったパンツを履いている場合には、自転車乗りさんたちが使う『裾を止めるバンド』か登山用のスパッツやゲイターを使ったほうがよりベターです。
地獄谷野猿公苑
噴泉が見えてきたら地獄谷温泉後楽館。すぐ右手の階段を上れば5分で地獄谷野猿公苑です。
野猿公苑入り口のコインロッカー(100円、料金は戻ってきます)に食べ物や大きな荷物は預けて、そのまま奥へ。
特に猿たちが浸かる温泉場を囲む通路は本当に狭いしリュックや大きい荷物ははっきり云って邪魔でしかありません。
そういえば、小さめのキャリーケースを引っ張ってた人もいたなぁ。川沿いは階段なのに……。
また、手に持つバッグや垂れ下がるヒモは小猿の格好のオモチャです。じゃれる様子はかわいいけど人・猿ともに危険なので必ず預けてください。
猿、また猿
着いたのは11時前、まあまあの混雑ぎみなのがわかるかと思います。
浸かっている猿の顔あたりが撮れる──下の2つ目の写真──場所は温泉の手前側に作られた、長さ3mくらい幅1mあるかないかという通路。これで大きなリュックや荷物は邪魔、というのがわかっていただけると思います。
道から浸かっている猿を撮るとこんな感じ。水深30〜40cmくらいでしょうか。
餌が沈んでいるらしく、盛んに手を伸ばしては頬張っていました。
こちらはこの日撮ったなかで一番のお気に入り(笑)
それにしてもこの外人さん、ズボンの裾も靴もきれい。やっぱり歩き方が違うんだろうなぁ。
この後は、ギャラリーで猿たちの思い思いの姿をどうぞ。