京浜東北線王子駅『北口』から徒歩10分くらいの、名主の滝公園です。
まずは行かれる方にご注意を。
王子駅には南口、中央口、北口の3つの降り口がありますが、必ず『北口(北とぴあ側)』で降りること。
間違えるとグルッと遠回りしなければいけません(苦笑)
それと、公園内の道は苔むしていたり、斜面の上り下りがあるので、グリップの効く靴で行かれた方が良いですよ。
北区のサイトには『都内でも有数の8メートルの落差を有する男滝(おだき)を中心とする女滝(めだき)・独鈷の滝(どっこのたき)・湧玉の滝(ゆうぎょくのたき)の4つの滝があります。』とある通り、地図を見るとこんな配置。
駅を降りたらひたすら右方向に歩いていくと、10分くらいで案内図の左下にある薬医門が見えてきます。
薬医門をくぐってすぐ右側に見えてくるのとんぼ池。真ん中の島には小さな社がありました。
とんぼ池を右に見ながら道順通りまっすぐいくと、少し昇ったところに女滝が見えてきます。
この写真はとんぼ池の奥、東屋のある蛍池に注ぐせせらぎにかかっていてる2つの橋の、滝に近い方から写したもの。
もみじの枝が張り出しているので、紅葉時期には良い絵になりそう。
続いて、道なりに独鈷の滝へ。
これは途中の道を横切る、独鈷の滝から流れ出るせせらぎ。
ちょうど木漏れ日が当たって、なかなかきれいです。
落差1mくらいの独鈷の滝。『滝』の定義ってと思えるほど落差がなくて……(笑)
でも、間近まで寄れる滝です。
そのまま男滝に向かう途中、流れ出る水辺にシオカラトンボを発見。
他にはアキアカネや黒アゲハなども飛んでました。
いよいよ、男滝。
公園の滝はポンプで地下水をくみ上げているそうで、夏でも充分な水量です。
上流にズームしてみました。今回は万能ズームじゃなかったので、ここまでが精一杯。
男滝から流れ出る川は両岸ともに歩道になってます。
ところで、湧玉の滝ってどこに?と思っていたら、この歩道からでないと見えない位置にありました。
これまた『滝』? という感じ(笑)
こんな感じで、写真を撮りながらグルグル歩き回っても1時間もかからないほど小さな公園でした。
桜やもみじが植わっていてライティングポールもあったので、春や秋にまた行ってみたいですね。