Atlas Kompasの乗り場はこちら
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Italy:ヴェネチアからクロアチアへ船で移動する

この情報は2016年5月時点のものです。

今回、ヴェネチアからクロアチアのポレッチに船で移動したのですが、まあ、フェリーの乗り場が分からず、危うく乗り損ねるところだったので、備忘録を兼ねてご紹介。

目  次
1. 乗り場にはご注意を
 1-1. Atlas Kompas社の客船に乗船する場所はこちら
 1-2. これが国際線?
2. ポレッチでの入国審査

乗り場にはご注意を

まず、利用したのは Atlas Kompas社の客船。
でも予約したサイトは『世界のフェリー』を扱っているので、つい乗る船は『フェリー』と思い込んでいたんです。
で、この『フェリー』と思っていたことが問題でして。

なにしろヴェネチアは国際的な豪華客船から、今回のようにアドリア海周辺国向けなど、さまざまな客船・フェリーが停泊するため、それぞれの停泊場所がまったく異なるのです。
そのため、単に『フェリー乗り場』と聞くと、いろんな答えが返ってきて分からなくなってしまうことになるわけです。
ヴェネチアの人はあまり利用しないのか、分からない人も数人(その中には警官も(苦笑))。

私はローマ広場で迷って見つけたクルーズツアーのカウンターに『船会社名と行き先』を云って教えてもらいました。
なので、質問する時は『船会社と行き先』で尋ねたほうが良さそうです。

Atlas Kompas社の客船に乗船する場所はこちら

場所の名前は『Fondamenta Zattere Ponte Lungo』、ヴァポレットだと『S.BASILIO』、2/8/51/52/Nが停まります。
この『S.BASILIO』から橋一つ渡ったところが乗船ターミナルです。

Atlas Kompasの乗り場はこちら
Atlas Kompasの乗り場はこちら

さて、ターミナルに入ると各社のブースが並んでいるので、自分が乗る船会社のブースで乗船チケットをもらい、セキュリティチェックを受けます。
このセキュリティチェックの列は『船の名前』で分かれているので、チケットをもらった時、船名を必ず確認しましょう。

後は桟橋に停泊している船に乗り込むだけ……なんですが、複数の船が停泊しているので間違わないように、船名を確認してから乗り込みます。

これが国際線?

今回の乗った船は『AdriaticJet』という双胴船で、揺れもなく非常にゆっくりな運航で、出港時間はオーバーしてたのに予定時刻に着きました。
定員はたぶん200名くらいの小さな船で、設備的には国内の近場を運行する船みたいな感じで、とても国際線とは思えません。
この会社はこの双胴船のほかにもう一艘、船らしき船を持っているので、そちらは違うのかもしれません。

なお、この船にはコーヒーやサンドウィッチを売る小さなBarはありますが、食べ物はなくなる可能性もあるので持ち込んだ方が良さそう。
(ヴェネチアの出国手続きでは、水のボトルはそのまま持ち込み可能でした)
免税品もあるらしきアナウンスもありましたが、見に行きませんでした。

ポレッチでの入国審査

港に着くと、入国審査はまず地元(クロアチア)の人、その後に外国人旅行者という流れです。
この入国審査、飛行機のような厳重な審査はなく、ただパスポートを見せて入国印を押してもらうだけ。荷物チェックもなく、とっても簡単です。
この写真は翌日のもの、真ん中の平屋の建物で入国審査しました。

ポレッチの入国手続場所
ポレッチの入国手続場所

余談ですが、私の前に並んでいたロシア系(?)でスペインの大学に留学している学生さんが、かなり細かく20分近くチェックを受けてました。
どうも、ビザが切れている、この国で身元保証人がいるのか、どこに泊まるのか、翌日どこそこに出頭しろとか。

日本のパスポートだとビザ不要でほとんどの国に滞在できるってほんと凄いことなんだって改めて感じました。

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